<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" 
			xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" 
			xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/" xml:lang="ja">
<channel rdf:about="http://introtower.blog42.fc2.com/?xml">
<title>昨日も惰性、今日も惰性、明日もきっと惰性、そんな人生</title>
<link>http://introtower.blog42.fc2.com/</link>
<description>同人サークル、イントロダクションタワーのブログです。</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-119.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-118.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-117.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-116.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-115.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>
<item rdf:about="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-119.html">
<link>http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-119.html</link>
<title>にっき</title>
<description> しばらく、ブログから離れていました。特に何かをしていたという訳ではありません。このブログで行っていた事を、別の場所に移したという事です。短編を書いて、文章力をUPさせるという目標をもとに投稿していた、ショートショートですが、ブログではなく、小説投稿サイトに今は投稿しています。色々理由はありますが、一番は出来るだけ多くの人の目に止まってほしいと考えたからです。（結局、ここのブログと変わらないくらいの閑
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ しばらく、ブログから離れていました。<br /><br />特に何かをしていたという訳ではありません。<br />このブログで行っていた事を、別の場所に移したという事です。<br /><br />短編を書いて、文章力をUPさせるという目標をもとに投稿していた、ショートショートですが、ブログではなく、小説投稿サイトに今は投稿しています。<br />色々理由はありますが、一番は出来るだけ多くの人の目に止まってほしいと考えたからです。（結局、ここのブログと変わらないくらいの閑古鳥ではありますが…orz）<br />http://syosetu.com/<br /><br />あと、たまに買った本のリストを書いていたのですが、それも読書メーターというサービスでリストをつける事にしました。<br />その方がわかりやすく、視覚的で楽しいので……<br />http://book.akahoshitakuya.com/<br /><br />という事で、このブログから足が遠のいてしまったのです。<br />というか、同人活動も休止して、もう一年近くたちますし、このブログも含め、サイトの方の存在価値も疑問に感じています。<br />今は同人活動よりも、創作活動に自分のベクトルが向いていますし、しばらく即売会に参加する予定もありません。<br />ちょっと一旦区切りをつけなくてはいけないかなぁと思いつつ、結局何もしないんだろうなぁと思っています。あぁダメ人間。<br /><br />そういえば、今夏のアニメ素晴らしいですね。週に12本も見てますよ。（新作だけで）<br /><br />地味に毎週、一番楽しみにしているのが東京マグニチュード8.0だったりします。地震ｺｴｰ<br /><br />あと、ハルヒ、あれは無い。色々物議を醸し出してますが、あれはヒドイ。あれを放送して誰が得をするのでしょうか？正直、失望しました。放送前からのあざとい工作も含めて。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-07-25T01:53:16+09:00</dc:date>
<dc:creator>佐々岡洋介</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-118.html">
<link>http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-118.html</link>
<title>ショートショートノ５　夜勤明けのぼくと、暇なきみ③</title>
<description> 　朝、母はいつも時間がないといいながら、忙しなく家事に追われていた。そうして、家事がひと段落ついて、登園の時間が近づいてくると、またしても忙しなく化粧台へと向かい、せっせと化粧に励んでいた。僕はもうすでに、準備が出来ていて、鏡に映る自分と睨めっこをしている母の後ろで、「まだー？」と声をかける。そうすると、決まって「あともーちょっと！先に玄関に出てて」という返事が返ってくる。その返事を聞くと、僕は待
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 　朝、母はいつも時間がないといいながら、忙しなく家事に追われていた。そうして、家事がひと段落ついて、登園の時間が近づいてくると、またしても忙しなく化粧台へと向かい、せっせと化粧に励んでいた。僕はもうすでに、準備が出来ていて、鏡に映る自分と睨めっこをしている母の後ろで、「まだー？」と声をかける。そうすると、決まって「あともーちょっと！先に玄関に出てて」という返事が返ってくる。その返事を聞くと、僕は待っていました！と言わんばかりに廊下を走って、下駄箱の横にぶら下がっている通園用の黄色い帽子を取って、しっかりとかぶり、お気に入りのヒーローがプリントしてある紐のいらない靴をせっせと履いて家を飛び出す。自分の背よりも少し高い門を引いて階段を下りると、いつもそこには彼女がいた。<br />　同じ帽子に同じかばん、同じ幼稚園の制服で、違うのはスカートかズボンかというくらい。長い髪を後ろで一つに束ねて、帽子の下から、尻尾のように垂れているのが印象的だった。<br />　「行こう！」<br />　「うん！」<br />　互いに挨拶をした後で、僕が手を差し出して、言って、彼女が僕の手を取って、答える。普通車がなんとか対向出来るくらいの細い路地だったけれど、幼稚園に通っていた頃の僕は、家の前の路地が細いなんて考えもしなかった。久遠寺、当時はあやのちゃんと呼んでいたけれど、彼女と手をつなぎ、家の前の路地を歩く。しばらくして、大きな道へと交わる。この住宅地のちょうど真ん中を走る、歩道もあって、バスなんかも通っている道だ。<br />　その大きな道の前まで来て二人で止まる。子供だけで外に出ていいのは、家の前の道と、その路地と大通りが交差する所にある、ちょうど、僕の家の並び側にある小さな公園までだった。何気ない会話をしていると、母とおばさんが並んで後ろからやってくる。そうして、僕たちは家の前道から出ることが出来て、幼稚園までの道を二人、手をつないで歩いた。<br />　<br />　どんな事を話したとか、あの日に何があった。なんて事はほとんど覚えてはいなかった。何せ、幼稚園の頃の事だ。覚えていたのは、二人でならんで通園したという大まかな事くらいだった。<br /><br /><br /><br />　過去を振り返りながら僕は久遠寺の横を歩く、昔はなんとも思わなかったこの路地も、今は細く狭い、見慣れた路地になっていた。幼稚園の頃、手をつないで歩いた道を、２０年後、同じように歩いているというのがすこし不思議な感覚だった。でも、同じようにと言っても、もちろん手をつないでいる訳ではない。並んでいても微妙に距離が離れているし、たのしく会話をしている訳でもなかった。僕たちは特にこれと言った会話もないまま歩いて、一分もしないうちに大通りへと出た。<br />　すると、久遠寺が急に歩みを止めた。ちょうど、僕と久遠寺の二人が外に出てよいと親に言われていたギリギリの所だった。<br />　「駅前のスタバに行こうと思ってるんだけど、いいかな？」<br />　「えっ？ああ、うん。大丈夫」<br />　なんとなく、僕は久遠寺が思い出に浸ってそこで立ち止ったのではないかと思っていたので、少し意表をつかれた。考えてみれば、そんなことになるはずはなかった。<br />　僕たちは大通りに出て、駅へと向かった。相変わらず人影は見えず、薄く張った雲の切れ間からは暖かな日差しが差し込んで、穏やかな陽気に街は包まれていた。鳥のさえずりが聞こえる。自動車の行き交う音が聞こえる。久遠寺の声は聞こえない。僕たちは黙って駅へと歩みを進める。<br />　しばらくして、信号のある交差点へとさしかかった。赤信号に捕まり、歩みを止める。一台車が通り過ぎてからは、僕たちの前に車が通る事はなかった。別に信号を無視して先に進んでもよかったけれど、久遠寺にその意思が無いようなので、僕も信号が青になるのを待つことにした。<br />　カランカランと鐘の音が聞こえた。ちょうど僕たちの右手側、交差点を対角線上に挟んだ角の、『コックル』というパン屋から人が出てきたようだった。なんとなく、そちらに目を向ける。昔からある、パン屋で、今でもたまに、バイト帰りなどに寄ることのある店だ。<br />　気づくと久遠寺もパン屋を眺めていた。<br />　信号が青になり、僕たちは歩みを進める。そういえば、あのパン屋にも、二人で行ったことがあったなと、横断歩道を歩きながらふと思い出した。あれは、たぶん小学校の５年か６年生の頃だったように思う。はっきりとは思い出せない。久遠寺に尋ねてみてもよかったが、そうはしなかった。<br /><br /><br />――――――――――――――――――――――――――――<br />小出しにすると、前のちょっとした所を直したいけど、とかあそこまるまる書きなおしたいというのがやりにくいという事に今さら気づいた。出来なくもないけど、めんどくさいのでやらない。<br /><br />というか、プロットときちんと組まないからこんなことになるんだよ！とセルフツッコミ。<br />あと、ヱヴァ破見ました。<br />やべーおもしろすぎる。いやほんとうに、もう、おもろすぎる。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-07-02T05:09:36+09:00</dc:date>
<dc:creator>佐々岡洋介</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-117.html">
<link>http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-117.html</link>
<title>ショートショートノ５　夜勤明けのぼくと、暇なきみ②</title>
<description> 　手をおいていた門をそっと内側へと畳んで、すっと門を抜ける。３段ほどの短い階段を下りて久遠寺家と我が家を隔てている狭い道を小走りで横断して、我が家の入り口である小さな階段の前で止まった。階段を上がって門を開けようとする様子はない。　僕は久遠寺の行動をぼんやりと眺めていて、久遠寺が家の前まで来てようやく、僕は玄関から離れて、久遠寺の元へ向かった。向かったとっても、門の内側までで、久遠寺とはまだ、門と
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 　手をおいていた門をそっと内側へと畳んで、すっと門を抜ける。３段ほどの短い階段を下りて久遠寺家と我が家を隔てている狭い道を小走りで横断して、我が家の入り口である小さな階段の前で止まった。階段を上がって門を開けようとする様子はない。<br />　僕は久遠寺の行動をぼんやりと眺めていて、久遠寺が家の前まで来てようやく、僕は玄関から離れて、久遠寺の元へ向かった。向かったとっても、門の内側までで、久遠寺とはまだ、門と階段３段分の隔たりがあった。久遠寺を見下ろすようなかたちになり、久遠寺は当然、階段の下から僕を見上げる格好になっていた。<br />　ロングヘアーで、前髪は中央で分けられていて、そのまま、耳の後ろと肩の上を経由して、胸のほうへと延びていて、ひたいが髪に隠れることなく出ている。真っ白な、ブラウスのようなカットソーは細身のボートネックにレースの袖をあしらっている。割りかしゆったりめの色の薄いジーンズに、手首には革製のバングルをつけている。そのバングルをつけた手には、少し大きめで、口の大きなストローバッグを持っている。全体的に、カジュアル過ぎず、かと言って、気合いを入れておしゃれしていますという感じでもない、自然に衣服を着こなしているように見えた。素直に、似合っていると僕は思った。<br />　それに引き換え、僕は穿き古したジーパンに、なんだかよくわからない英単語が書きなぐられた安物のティシャツ。どうひいき目に見たって、服装に気を使っているようには見えない。まあ実際に服装には気を使っていないのだから仕方ない。それに仕事帰りなのだからまた仕方ない。だれも、工場の夜勤に行くのに服装を気にする奴なんていない。僕も普段着であれば、今よりかは幾分マシな格好をすると、なぜか、自分の中で弁解していた。<br />　数瞬、沈黙があって、その沈黙は久遠寺が破った。<br />　「久し、ぶりだね。いつ以来だろう。元気、してた？」<br />　僕の反応をうかがうように、ところどころ、間をあけて話していた。久遠寺はいつも周りの人間に気をつかうような性格だった事を思い出した。今もその性格は変わってはいないのだろうか。<br />　「ああ、うん。別段、病気とかはしてないな」<br />　いつ以来という所は答えなかった。自分でもはっきりと覚えていなかったからだ。たぶん、まともに話したのは中学の卒業式の日以来だ。<br />　「そっか……」<br />　会話が途切れる。久し振りの会話のせいか、それ以外の要因があるのか、他人行儀で、どこかよそよそしい雰囲気が流れていた。でも、それは仕方ない。十年以上もまともに話もしていない相手なんて、たとえそれが友人同士だったとしても、そんなのは見ず知らずの他人と言っても差支えない。たぶん、一般的にはそうだ。そうして、少し間が空いてから久遠寺は続けた。<br />　「あのね、今、仕事帰りなんだよね？」<br />　「そうだけど、なんで知ってるんだ？」<br />　仕事という言い方にふと疑問を抱いた。アルバイトははたして、仕事と言えるのだろうか。卑下するわけではなく、純粋にそう疑問に思えた。<br />　「昨日の夜にね、帰ってきたんだけど、その時たまたまおばさんに会って、それで秋吉くんは今日は夜勤で、帰ってくるのは朝の１０時ごろだって教えてもらったんだ」<br />　なるほどと思った。仕事という言い回しは母から伝え聞いたせいだったのかと納得した。母は、僕のアルバイトの事を決してアルバイトとは言わなかった。学生の頃に行っていたアルバイトは普通にアルバイトと言っていたので、たぶん、母にも思うところがあったのだろう。妙なところに納得していると、久遠寺は続けて、意外な提案をしてきた。<br />　「それでね、仕事帰りで悪いんだけどね。今から、少し、お茶に付き合ってくれないかな？やること無くて暇なんだよ」<br />　久しぶりに実家に帰ってきて、暇という事はないだろうと思った。しかし、それは彼女なりに気を使った発言である事もにも気がついていた。<br />　「ああ、いいよ」<br />　そう言って僕は門を開けて、短い階段を下りた。僕と久遠寺を隔てるものは無くなっていた。すぐ近くで見る久遠寺は僕の記憶していたよりも、いや想像していたよりも、と言った方がいいかもしれないけれど、ずっと小柄だった。改めて、僕は、彼女とすごした日々から、短くはない年月が経過したのだという事を実感した。僕と久遠寺が共に過ごしていた頃、これほど、身体的な差はなかった。<br />　夜勤明けの、先ほどまで体にまとわりついていた眠気はいつの間にか四散していて、残るのは単純な体の疲労だけだった。僕と久遠寺は、並んで、先ほどまで僕が歩いていた道を二人して歩きだした。<br /><br />　ふと、僕は昔の事を思い出す。<br /><br />続く<br /><br />―――――――――――――――――――――――<br />ショートショートの連載で、終わるころには短編くらいにはなっているのでは無いかと思った。<br />長すぎるなら分割して載せればいいじゃないかと思った。<br />自分はなんて頭がいいんだろうと思った。<br />思うくらいいいじゃないか。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-06-27T05:26:15+09:00</dc:date>
<dc:creator>佐々岡洋介</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-116.html">
<link>http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-116.html</link>
<title>ショートショートノ５　夜勤明けのぼくと、暇なきみ①</title>
<description> 　通勤ラッシュの時間を一時間ばかり過ぎた住宅街の道路はやけに静かで、のんびりとした空気があたりを包み込んでいた。僕は駅に背を向けて、住宅街をゆっくりと歩く。疲労と眠気から来る倦怠感は僕の体に泥のようにまとわりついて、速く家路についてベッドに潜り込みたいと思う僕の思考とは裏腹に、体の動きをひどく鈍いものにしていた。　大きいとも小さいとも言えない一戸建ての家が肩を寄せ合うように並んでいる、大体どの家も
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 　通勤ラッシュの時間を一時間ばかり過ぎた住宅街の道路はやけに静かで、のんびりとした空気があたりを包み込んでいた。僕は駅に背を向けて、住宅街をゆっくりと歩く。疲労と眠気から来る倦怠感は僕の体に泥のようにまとわりついて、速く家路についてベッドに潜り込みたいと思う僕の思考とは裏腹に、体の動きをひどく鈍いものにしていた。<br />　大きいとも小さいとも言えない一戸建ての家が肩を寄せ合うように並んでいる、大体どの家も車一台分の駐車スペースとおまけ程度の庭が付属していた。どの家も、デザインや色が違うのに、どれも同じものように見えてくるのはなぜだろうか。そんな事を考えるけれど、今は思考よりも倦怠感が僕の体を支配しているようで、うまく考えがまとまらない。たぶん、同じに見えるのではなく、実は全く同じなのだろうというよくわからない結論に達した。<br />　歩道のある少し大きな、この住宅街のメインストリートを左に曲がる。普通車ならぎりぎり対向できるだろという細い道だ。相変わらず道の両脇にはどれもこれも同じような住宅が並んでいる、その左奥、クリーム色の壁に灰色の屋根、玄関の横に小さな庭と一台分の駐車スペースがある。恐ろしいほどこの住宅街に馴染んだ家が見えてきた。僕の家。いや違う、正確には僕の父が所有する家だ。<br />　道路から三段ほどの短い階段を上がって、腰の高さほどの鉄で出来た、柵ように細い棒で組まれた門を押して玄関へと向かう、ふと庭に目をやると、干されたばかりであろう洗濯物が風にほのかになびいていた。僕の昨日着ていたティシャツと父の仕事着であるワイシャツが並んで、ゆらゆらと揺れている。それを見て、僕はため息をつきながら洗濯物を干す母の姿を想像していた。父はあまり僕の事に関心がないのか、僕の生活について特に何かを言ったり、望んだりはしなかったが、母は違った。　　物干しに並ぶ洗濯物はティシャツではなく、ワイシャツであってほしかったと母は望んでいたのだ。<br />　大学を出て、２５歳になっても未だに定職につかず、工場の夜勤のアルバイトで生計を立てるような生活を母は望んではいなかった。いや、僕だってそんなものは望んではいない。では誰が望んだのか？誰も望んではいない。ではなぜそうなったのか？それは、間違いなく僕に責任がある。でも、僕はなぜ、フリーターという道を選んだのか――――。<br />　洗濯物を見ながら、ぼんやりと考え込んでしまっていた。夜勤終りの疲労したときは、まともに考えもまとまらないのに、よく、取りとめのない事を考えてしまう事があった。今のはまさにそれだった。思考の渦を取り払って、玄関のノブに手をかけた。すると、<br />　「秋吉くん！」<br />　頭の、奥のほうで声が聞こえた。母の声とはあきらかに違う、若い女性の声だった。ひどく懐かしさを感じる声で、驚くほど、自然に頭の中に流れ込んできた。ありえない、幻聴ではないのかと思いながらも、声のしたほうに顔を向ける、ちょうど、玄関を前にした僕の真後ろから聞こえてきていた。顔を向けて、次に体をそちら側に向ける。<br />　「久遠寺……」<br />　僕は思わず呟いていた。<br />　僕の住んでいる家のちょうど正面、どちらかといえば和風な佇まい、それでもやはりよくある一戸建ての家で、一台分の駐車スペースと小さな庭がある、ごく普通の一軒家。なぜか、門だけはうちと同じような、洋風の鉄格子のような門がついているが、それほど、アンバランスに思えないのが不思議だった。<br />　そんな門に手をおいて、久遠寺綾乃は笑顔でこちらを見ていた。彼女と最後に会ったのはいつだろうか。中学の卒業式？いや、たぶん、それは最後ではない。ではいつだろう。そもそも、最初にあったのはいつのことだったか―――。<br />　夜勤明けの疲れた頭で、僕はとりとめのない事を考えていた。<br /><br />続く<br /><br />―――――――――――――――――――<br />久しぶりです。さぼっていたわけではなく、更新できなかったのです。<br />実は今も、しにくい状況ではあるのですが、できるので更新しました。また更新していきます。<br />ＨＰはもういい。今はとりあえず、いい。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-06-26T15:36:45+09:00</dc:date>
<dc:creator>佐々岡洋介</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-115.html">
<link>http://introtower.blog42.fc2.com/blog-entry-115.html</link>
<title>ショートショートノ４　文芸部～趣旨説明にかえて～</title>
<description> １　高校に入学して、私が文芸部に入部する事決めたのに特に意味なんて無かった。　オリエンテーションで担任の先生が「クラブ活動かサークル、同好会、もしくは委員会活動、そのいずれかにはかならず参加して下さい」と言っていたのを聞いて、特に何かの部活動や委員会に参加する気の無かった私は少し困った。やりたい事もなく、近いという理由だけで高校を選んだ無気力な私にとって、高校の活動に参加するというのは、とてもハー
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ １<br /><br />　高校に入学して、私が文芸部に入部する事決めたのに特に意味なんて無かった。<br />　オリエンテーションで担任の先生が「クラブ活動かサークル、同好会、もしくは委員会活動、そのいずれかにはかならず参加して下さい」と言っていたのを聞いて、特に何かの部活動や委員会に参加する気の無かった私は少し困った。やりたい事もなく、近いという理由だけで高校を選んだ無気力な私にとって、高校の活動に参加するというのは、とてもハードルの高い物のように感じられたのだ。<br />　無気力な私は、どの活動に参加するのかを考えるのも面倒になって、参加する活動の決定権をスーパーボールに託すことにした。<br />　校門から玄関口までのスペースで繰り広げられていた新入生勧誘合戦で、いやというほど手渡された勧誘のチラシを６畳の自分の部屋に敷き詰めて、今年４歳になる弟がコレクションしているスーパーボールを一つ拝借して、勢いよくボールを投げた。直径３センチメートルほどの赤色のボールは壁や天井にぶつかり、勢いよく跳ねて、やがて一つのチラシの上に止まった。それが文芸部だった。<br />　Ａ５サイズのチラシには奇麗な手書きの文字で『文芸部』と横書きされていて、その下に、『放課後、文芸部部室にて活動しています。興味のある方は、一度見学にお越し下さい』と書かれているだけのシンプルな代物だった。なんとなく、そのシンプルさも気に入って、文芸部に入部する事に決めたのだ。<br /><br />２<br /><br />　「入部届けは部活動の顧問か部長、または副部長に直接手渡しする事、クラスでは受理しない。前のオリエンテーションでそう言っただろう」<br />　担任は渡した入部届けを私に返しながらそう言った。そうでしたっけ？というと、はぁとわざとらしくため息をついて、レスリング部の入部届けだったら今すぐ受理してやるぞ。と言った。私は遠慮しますと言って教卓から離れた。担任は、レスリングは面白いぞ。と言って教室を出て行き、それを合図としたようにクラスは騒がしくなって、放課後に入った。<br />　直接渡さなければならないのなら仕方ない。そう思いながら、チラシの最後に書かれていた『文化部棟３階角部屋』という文字を確認して、私は文化部棟へと歩みを進めていた。<br />　文化部棟は教室棟と並行して建っていて、上履きのまま行くことが出来た。運動部棟は体育館と運動場の間に建てられていて、上履きで行くことが出来ない。しかし、運動部棟は一昨年に新しく建築されたばかりの建物で、シャワー室や室内トレーニング場もあって、かなり優遇されているらしい。それに引き換え、文化部棟は旧校舎を改装しただけの建物で、いいように言うなら、かなり趣のある建物だった。<br />　文化部棟は放課後だというのに活気がなく、廊下や階段の蛍光灯も何故か薄暗かった。一階の廊下を覗いても、人の姿を確認する事が出来なかった。もともと一つの教室だった所を二部屋ないし、三部屋に分けているらしく、ぱっと見、１５～２０のドアが並んでいた。それぞれドアには手書きの文字やパソコンでプリントアウトした文字で「新聞部」「写真部」「ワンダーフォーゲル部」なんて書いてある紙が貼ってあった。ワンゲルははたして文化部なのか？という疑問を持ちつつ、私は３階へと向かった。<br />やはり３階の廊下にも人影は見えなかった。角部屋という事は突きあたりにあるのだろうと思い、歩みを進める。所々、部室からは人の話声や笑い声が聞こえてきていた。一応、人はいるのだなと思って、少しほっとした。<br />　一応通り過ぎる部室のドアの文字を確認しながら、歩みを進める。途中、「呪詛学部」とか「古代文明研究会」なんて部活を見つけて、覗いてみたい気持ちになったが、物見遊山で見学なんてしたら、恐ろしい事になりそうだったので、ドアをノックするのは遠慮することにした。やがて、廊下は突きあたりにさしかかった。角部屋であろう部室のドアにはチラシと同じ奇麗な文字で「文芸部」と書いてあった。中から物音はしない。<br /><br />３<br /><br />　実際のところ、私は少し緊張していた。何せ、誰も知っている人のいない所に一人で行って、入部させて下さいというのだ。しかも、私は文芸部に入りたいと思ってここに来たんじゃない。文芸部が何をする部活なのかもよく知らないし、読書もあまりしない、読書感想文なんてむしろ嫌いな部類に入るくらいだ。<br />　そう思っていると、いよいよ私はなんで、文芸部のドアを叩こうとしているのか疑問が湧いてきた。でも、せっかくここまで来たのだからと自分に言い聞かせて、私は文芸部のドアを恐る恐るノックした。<br />一瞬、間があって、はい。という声が中から聞こえてきた。女性の声だった。<br />　私はここが教室だった頃から変わっていないであろう、古い引き戸を左に引いて文芸部部室へと入った。<br />　中は教室をちょうど半分したくらいの面積で意外と広かった。左右の壁側にはステンレス製の本棚が並んでいて、ぱっと見３分の２ほどのスペースが本や雑誌で埋まっていた。部室の中央には会議室にあるような茶色の合板で出来た長机が二つ並べて置いてあって、奥の窓側に一人、私から見て右側に一人女生徒がその机に向かって座っていた。<br />　窓側の女性は私の方を見つめている。小さな顔に、大きな瞳、少し茶色かかった髪はウェイブしていて背中まで伸びている、まるで、外国の人形がそのまま美人に成長して魂を持ったような風貌だった。それとは対照的に右側に座っている人は、こちらに見向きもせずに、分厚いハードカバーの本をパラパラとめくっている。短く切りそろえられたボブカット風の髪型で、座っていてもわかるくらいの小柄な体型はどちらかと言えば、日本人形のような風貌だった。<br />　何となく、この二人が無言でいるこの空間が異様に感じられて、入った瞬間に言葉が出なかった。　　数瞬の間、ぼけっと黙りこんでいると、窓側に座っている人が声を出した。<br />　「何か、ご用？」<br />　私はその言葉で、ようやく目的を思い出した。<br />　「あっすみません。突然失礼しました。あの、これを渡しに、」そう言いながら私は小走りで窓側まで進んだ。かばんからさっき担任に渡した用紙を渡した。<br />　「入部届け？」<br />　「はい」<br />　「見学をしてから、決めてもいいんだよ？」<br />　目の前の女生徒は、私の目を見て言った。女の私でも、目が合うとドキっとしてしまうくらい、近くで見ると余計に感じた。とてもきれいな人だと。<br />　「大丈夫です。もう決めたので」<br />　「そう、とりあえず、座ったら？」<br />　そういうと、立ち上がって、よいしょと言って、窓枠に立てかけてあった折りたたみのパイプイスを私にさし出してくれた。わたしは、ありがとうございます。と言ってパイプイスに座った、日の光が当たっていたのか、パイプイスは心地よい暖かさだった。<br />　「私は、ここの部長やっている、水野桐乃です。よろしくね。ちなみに二年生です」<br />　続けて、私も簡単に自己紹介をした。<br />　「あっちなみに、あっちで本を読んでいるのは、長門さん。よろしくしてあげてね」<br />　そう、部長さんがいうと、さっきまで下を向いてハードカバー読んでいた顔を上げて、こちらを向いて、気持ち、頭を下げるようなしぐさをした。よろしくという意味だと解釈して、私はよろしくお願いしますと言って軽く会釈した。<br />　そのやりとりを見て、部長さんはふうーん。と言って私を眺めていた。どうかしましたか？と尋ねると、なんでもないわ。と流されてしまった。そして、少しいいかしらと言って、続けた。<br />　「あなた、本は好き？」<br />　「嫌い、ではないです」<br />　「好きな作家先生は？」<br />　「藤子・Ｆ・不二夫先生は尊敬しています」<br />　「なんで、文芸部に入部しようと思ったの？」<br />　「スーパーボールの導きです」<br />　そういうと、さすがに質問が止まった。何となく、嘘は付きたくなかったので、正直に答えた。部長さんは、スーパーボールねぇと言って、少し笑って、続けた。<br />　「ちなみに、好きな野球選手は？」<br />　「ロッテ時代の小坂選手です」<br />　「ふーん。なるほどねぇ」<br />　「彼ほど、華麗に守るショートは他に見たことがありませんでした」<br />　「好きなアニメは？」<br />　「ドラえもんのび太の鉄人兵団」<br />　「好きなマンガは？」<br />　「賭博黙示録カイジ」<br />　「好きなライトノベルは？」<br />　「ライトノベル……ですか、すみません。読んだことがありません」<br />　「そっかーやっぱりねぇ。だそうよー皆木」<br />　部長さんはそういうと、私ではなく、私の少し離れた横に座っている長門さんに向かって言葉をかけた。すると、長門さんは読んでいたハードカバーをぱたんと閉じて、そのまま本を机に置いて、こちらに向き直って言った。<br />　「ところでさ！さっきのスーパーボールの導きってなに？」先ほどまでの大人しさとはかけ離れた、ハキハキとした口調だった。<br />　さっきは、嘘は付きたくないと思い、スーパーボールという言葉が出てきたけれど、さすがに入部直後に適当に部活を選びましたというのは気が引けたので、とりあえず、それは、秘密です。と言った。すると、<br />　「ふーん。まあいいわ。あなた、結構な変りものね。あっ私は皆木優。桐乃と同じで二年生。よろしく！」<br />　「あれ？長門さんじゃないんですか？」<br />　「まあ、それは忘れてちょうだい。ちなみに、あだ名でもないから、間違っても、私を長門さんなんて呼ばないでね」<br />　皆木さんがそういうと、今まで黙っていた部長さんはククッと笑いを堪えるようにしていた。何だかよくわからない。<br />　「先輩も、変わり者ってよく言われませんか？」<br />　失礼な発言ではあったけれど、純粋に聞いてみたくなったのだ。<br />　「なっ変わり者っていうなら、桐乃の方がよっぽど変わり者よ？ちなみに、今の桐乃は、対外用、タイプ部長っていう猫を被っているのよ」<br />　「あら、私はいつも自分自身よ。ＴＰＯをしっかりと踏まえた行動がとれるだけ」<br />　そう言ったのは部長さんだった。<br />　「変わり者ばかりですか、この部活は」<br />　素直な感想だった。<br />　「そうでもないわよ。ちゃんと常識人もいるよ。今日は来てないけれど、他にも３人ほど文芸部員がいてね、その一人はあなたと同じ一年生なんだけれど、とても常識のある、まさしく、文学少女と言った感じの可愛らしい女の子よ」<br />　「唯一の常識人、入部したてじゃないですか！」<br />　思わず、ツッコミを入れてしまっていた。<br />　「やっぱり、あなた面白いわね」<br />　部長が笑いながら続ける。<br />　「あなた、物語を書いたことはある？」<br />　いいえと答えた。実際に、私が書いたことのある文章は読書感想文か卒業文集くらいなものだった。<br />　「あなたは、きっと、おもしろい字書きになれるわ」<br />　「そうですか？でも物語なんて、どうやって書けばいいのかわかりません」<br />　「書きたいという気持ちはあるのね？」部長は大きな瞳をキラキラと輝かせていた。<br />　「文芸部ですから。書けるようになれれば、楽しそうだとは思います」<br />　「じゃあ、文芸部部長の私が、文芸部新入部員のあなたに課題を与えるわ」<br />　「課題、ですか……」<br />　「今日から一カ月、とりあえず、なんでもいい。文章を書きなさい。日記でもいいし、ブログでもいい。マンガや映画の感想でもいいし、もちろん物語でも構わない。とりあえず、毎日文章を書きなさい」<br />　「文章、ですか、それで、おもしろい物語がかけるようになるんですか？」<br />　「それだけでは、難しいわね。でも、一歩にはなるわ。それは大きな一歩よ」<br />　「はぁ、そんなもんですか」<br />　「まぁ、そんなもんだよ」<br />　皆木先輩が笑いながら言ってきた。私は文章かと考える。何を書こうか、一か月も続くのだろうかと思う。でも、不安はなかった。私は、文芸部に入部したのだ。<br />　「わかりました。やってみます」<br />　「そう？じゃあ、記念すべき初回今、ここで書きましょう。あなたの文芸部最初の活動よ」うれしそうに部長が言う。<br />　「ここでですか？……わかりました」<br />　「お、早いなー何を書くんだ？」<br />　皆木先輩がイスを近づけながら聞いてくる。私は答える。<br /><br />　「無気力な女の子が、文芸部に入部する話です」<br /><br />４<br /><br />　未だに、文芸部が具体的に何をするところなのかわからない。自分が本当に物語を書きたいと思っているのかも微妙だ。<br />　でも、スーパーボールに命運を託して、私は正解だったと思う。これからの高校生活が、とても楽しそうなものになる予感があふれてくる。<br />　原稿用紙とシャープペンシルを手渡された。私はカチカチとシャープペンシルの芯を出して、原稿用紙と向き合う。書き出しは、すでに決まっている。<br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                      fin<br /><br /><br />――――――――――――――――――――――――――<br />最近、ブログで書いているショートショートの趣旨説明をしなければと思った。どうせならば、物語風に趣旨説明が出来ればと考えついた。<br /><br />短い短い、1000文字未満でおわらせる気だった。<br />気づけば、趣旨説明とは似ても似つかぬよくわからないものが出来あがった。<br />この長さはもはやブログの文章量ではないと思った。<br />まだまだだ。あと、毎日は無理だと今さらながらに実感した。とりあえず、頑張る。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-06-05T17:11:50+09:00</dc:date>
<dc:creator>佐々岡洋介</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
</rdf:RDF>